【体質改善】温活しているのに冷えやすい。あなたのからだが冷える3つの原因

冬になると手足が冷えると感じる方は多いと思います。
気温が下がる冬には、からだの深部の体温を維持するために、体内では血管を収縮して血流を減少させて体の中心に血液と熱を集めるので、ある程度手足の冷えを感じるのは実は自然なことです。

  • でも、お風呂に入っても体が温まらない。
  • 手足が冷たくて保温してもつらい。
  • 夏になっても状態が変わらない。

こんな慢性的な冷えになっている方もいます。

からだが冷える原因は大きく分けて3つになります。

  • 熱を作れない
  • 熱を運べない
  • 熱を保てない

つまり体が冷えない人は、体内で熱を作ってきちんとからだの細部まで熱を運び、保つことができているということになります。

からだが冷える原因1 栄養不足

熱を作るために何より必要なのは小くじからとる栄養。
食べ物を消化する過程、吸収した栄養を代謝する過程で熱は生まれます。
そのため、カロリー制限や偏った食事を続けていると熱を作りだすことができません。
では量を食べればいいのか、たんぱく質を取ればいいのかというとそれは違います。
必要なのは食べたものをきちんと消化できる体であること、代謝サイクルを回せる体であることです。
特に現代人は食事の量が多く、効率の良い消化ができず、結果食事をとっているのに栄養をしっかり生かしきれていない。
「食べているのに栄養不足」状態に陥っています。

からだが冷える原因2 体の巡りが悪い

体内で作られた熱は血液で全身に運ばれます。
血液の巡りが悪くなったらどうなるでしょうか?
体の隅々まで熱を乗せた血液が巡ることができなくなります。
特に心臓や内臓から離れた手先や下半身まで熱が届きにくくなります。
血液の巡りをコントロールしているのは自律神経のバランスです。
自律神経は血液の循環だけではなく、呼吸や体温調節、消化などの体内の機能を24時間コントロールしている
生命の維持に欠かせない機能ですが、ストレスや過労睡眠不足などが原因で、
末梢神経を収縮させる交感神経が強く作用します。
そのため、からだの隅々まで熱がいきわたりにくくなるのです。
また、首肩、腰などのこりも巡りを悪くする大きな原因になります。
筋肉が凝っているところは冷え、血管が圧迫されるため、その先への血液の巡りが悪くなりやすいのです。

からだが冷える原因3 体内の熱を保てない

温活のため、からだの目黒をよくするために、水分を多くとるように心がけている人も多いでしょう。
しかし、水分を多くとるのは尿、便で水分を十分に排出できていることが前提となります。
このサイクルがうまくいっていないのに多く水分をとっていると、からだは冷えていく一方です。
汗は基本的に「からだを冷やすため」の体のしくみです。
まずは取って水分をしっかりと尿として排出できているかどうかが体内の熱を保つためのカギとなります。

冷えの解消にはまず原因を知ること

からだを冷やす3つの原因をご紹介しました。
冷えの原因によっては、冷えの解消のためにやっていることが冷えを促進していることもあります。
からだの冷えは体や皮膚、老化の原因であったり、人の心にも悪影響を与えるものです。
自分自身の冷えの原因を知って、徹底的に冷えを改善していきましょう。