【体質改善】腸からつくる美しいカラダ、腸活の魅力

腸をきれいに保つことが、健康や美につながります。
今回は自分でできる、腸もみ、呼吸、プチ運動などの腸のセルフケア方法を、東京銀座八丁堀の体質改善サロンホットストーンセラピーCAONのオーナーセラピスト・岡崎さおりがおつたえします。

腸のセルフマッサージをやってみよう

ご自分の腸の位置ってわかりますか?
大腸はモコモコした部分でおへその周りを取り囲んでいるところです。
真ん中にあるのが小腸です。
小腸は、6から7mの長さで、食べ物の消化吸収を行なう器官で、体を外敵から守る免疫細胞が集まっているところであります。
逆に大腸は、約1.5mの長さがあり、小腸から送られた食べ物から水分を吸収し、残りかすや食物繊維などから便をつくり排泄をする器官です。

”腸活” マッサージ

腸が動くと、お通じがよく、スッキリします。
自分でやるのは不安だったり怖い…という方にはサロンでのケアをお勧めしています。

腸もみマッサージは、お腹のポッコリ解消、気持ちの安定にも良いと言われています。
ポッコリの原因で多いのが便秘、お腹のガスによるハリ、腸の垂れ下がりです。
腸もみマッサージをすることで、排便排ガスを促し、お腹のハリをとっていきます。
腸はセロトニンといわれる幸せを呼ぶホルモンの分泌が行われる場所があります。
腸活によって血行が促がされ、全身ポカポカに温まりやすくなります。

お家で1分、腸活マッサージ

腸がカチカチになると、体調不良につながります。
「もちもちやわらか」な腸を合言葉に腸活マッサージしましょう。
日々自分のお腹を触って固さや詰まっているところを感じることで、続けるうちに自分自身の体調管理にもつながります。

セルフで腸活マッサージをするときの大事なPOINT

  • 力をいれない
  • 空腹時に行いましょう
  • 1日1分 、毎日の継続

手の形が大切

腸をもむときは指の腹で優しく押します。
指を立てないように気を付けてください。
力を入れすぎると、痛みが出てしまうので、やさしくほぐすように押すことを心掛けて。仰向けに寝た体勢がやりやすいです。

小腸もみで腸活マッサージ 

免疫を活性化させたいなら小腸もみマッサージ。
食べ物の消化吸収がよくなり、代謝も良くなって、免疫力UPで風邪予防にもなります。

①両手を重ねておへその上に来るように置きます。
②まずは右手の手根で垂直に歩く圧をかけて,指先の方に動かして腸を感じます。ゆっくり行ってください。
③①の状態に戻して,今度は左手の手根で圧をかけて指先の方に動かします。
④①〜③を数回繰り返します。

気持ちいい強さで,ゆっくり行いましょう。
指先に力を入れず,手根で押すようにします。

大腸もみで腸活マッサージ  

お通じが気になるなら大腸もみマッサージ。
排便排ガスを促し、ぽっこりおなかをスッキリにさせてくれます。。
特に左側は、便がたまる位置です。
便秘が気になる人は、この部分をていねいにもみましょう。

①両手の親指を重ね,残り4指を重ねて三角形を作ります。最初に右の骨盤の内側(1)に重ねた指を置き、息を吐きながら指の腹で押します。
②手の形はそのままに、続いて右のろっ骨下(2)、おへそと溝おちの間(3 )、左のろっ骨下(4)の順に、同様に刺激します。
③最後に、左の骨盤の内側( 5)円を描くように息を吐き、もみながら押します。

憧れのペタンコ腹。究極のクビレをつくる腸もみ。
運動しても食事制限してもなかなかくびれが出なかった方は是非お試しください。
腹部を引き締めると、骨盤まわりの血行がよくなりポカポカに。
お腹まわりの筋肉を刺激しながら、同時に腸を刺激します。

腸を整える腸活プチ運動

脚をしっかり上にあげたり、お腹にふだんはなかなか加えないひねりの動きを加えることで腸を動かします。

プチ運動 ねじり腸活

①仰向けになり、両ひざを立て、両手は頭の下におきましょう。
 右ひざを、左の太ももにかけます。
②息を吐き、両脚を右側に倒します。
 息を吸い、①に戻り、今度は息を吐きながら左側に脚を倒します。
③同様に往復おこない、脚を組換えましょう。

POINT 脚を倒したときに背中が浮かないようにしましょう。

脚は倒せるところまで大丈夫です。無理をしない範囲で行いましょう

プチ運動 腸上げマッサージ

腸の垂れ下がりは、生活習慣からはじまります。お腹とお尻の引き締めましょう。

①足を軽く開いて、あおむけになり、両ひざを立てます。
 両手は重ね、恥骨の上あたりに置きます。
 手首が骨盤の一番出ている部分の当たる位置にくるように置きます。

②息を吐き、お尻を持ち上げます。
 このとき、両手の位置が動かないように。
 息を吸い①の態勢に戻り、①と②を3回繰り返していきます。

プチ運動 その場で足踏み腸活

肩からひざまでまっすぐになるようにイメージして、態勢をキープしてください。
ひざを蹴り上げるようにお腹ちかくまで高く上げてリズミカルに足踏みを繰り返します。
腸が活性化されます。
浅くいすに座った状態で、脚だけ動かしても大丈夫です。
このときは背筋がまっすぐ保たれるよう、しっかりお腹を伸ばすイメージで。

腸活呼吸

呼吸を整えることで腸のマッサージに加えて、自律神経を整え腸の働きを活性化することができます

1.腹式呼吸 

副交感神経を働かせる呼吸法は体を休ませることに効果的です。
寝る前の時間などに、おすすめ。

①両手をお腹にやさしくあてます。ゆっくり鼻で息を吸い、お腹を膨らませます。
POINT 呼吸しながら、しっかりお腹を動かすことがポイントです。
    寝ながら行うと、お腹の動きが分かります。

②口からゆっくり息を吐きながら、お腹をへこませます。
 息を吸った長さの2倍の時間をかけて息を吐くようにします。

2.寝転んで呼吸

寝転んでできる呼吸法です。便秘解消に役立ちます。
テレビを見ながらでもできるので、ラクちんな呼吸です。

①右が下になるように体を横にして、右手で頭を支えます。
 右脚は伸ばし、左脚はひざを曲げて体の前にします。
 ゆっくり息を吐き、左手で、左の骨盤の内側を押しもむようにマッサージします。

POINT 腸もみをしているときは、呼吸を止めないように気をつけてください。息を深く吐き、じっくり揉むことがコツです。

②体の向きを反対側にして、右手で右の骨盤の内側を押しもみマッサージします。
 基本は、ゆっくりと息を吐きながらおこなうようにします。
 ゆっくり6カウントで息を吐いて、6カウントで息を吸うようにしてみてください。
 お腹にガスが溜まりやすい方や下しやすい方はこの腸活マッサージを丁寧に行いましょう。

最後に

日々自分自身でできる腸活をお伝えしました。
もっとしっかり腸活したい!将来の健康が気になる。
今の私のお腹ってどうなのかな。
そんなことが気になる方はぜひサロンで一度しっかり腸ケアをしませんか。