汗をかいてデトックスの効果って?

デトックスという言葉にどんな印象がありますか?
美容や健康業界ではずいぶん長く使われている言葉ですが、
デトックスをすればキレイになれる、代謝が上がって痩せる、免疫が高まる
そんな風に思ってる方も多いと思います。
「デトックス」=「解毒」 毒を体から出したらなにか変わりそうな感じ!

では…デトックスって具体的には何をすればいいの?
水を飲んで汗をかけばいいんじゃないの?
大量に汗をかくというのはビジュアルイメージ的にも気持ち的にも
「いらないものをだしたぞ~」って気持ちになりますよね。
でもそれって本当に、体にいらないものを排出しているのでしょうか?

 

体にたまる毒素とは

デトックス、解毒ということはなにか出したいものがあるはずです。
・食品添加物や人工甘味料、着色料
・水道水に含まれる鉛
・大気汚染物質
・体内で生成された疲労物質やガス
日々の生活の上で体に取り込んだり体内で生成してしまう不要なもの。
体に良くない影響があると考えられるもの。
それを総称して毒素と呼ばれています。

からだに貯めておきたくないもの。
早く外に排出したいもの。
それを積極的に体外に排出していくことが「デトックス」「解毒」といわれています。

参考までに毒素が溜まると何が起こるかご紹介します。
・冷え
・むくみ
・太りやすくなる
・便秘や下痢など内臓不調
・肌の荒れ
・疲労が抜けない
・老化の促進

などなど…美容面ももふくめて、からだにとってはよくないことが起こりやすくなります

 

汗で排出される老廃物、実は…

実は結論から言うと、汗では体の毒素はほとんど排出されません。
まず、汗が身体で果たす役割ですが「体温の調節」です。
体温が上がりすぎたとき、体を守るために体温を下げようとする体の機能が汗。
毒素の排出機能はほとんどありません。
汗の主成分は水であり、少量のミネラルや尿素、皮脂などを含んでいます。
汗を大量に出しても、それは変わりません。
それどころか、ナトリウムやカリウム、体に必要不可欠な鉄や亜鉛などの微量元素を一緒に排出してしまいます。
かなりショッキングな事実ですよね。

体の老廃物や有毒物質を排出する機能を担っているのは肝臓と腎臓です。
体内の老廃物の大半は便と尿で排出されます。
だいたい毒素の75%が便、残りが尿として排泄されます。
つまりデトックス、解毒をしたいのなら肝臓と腎臓の状態を良好に保つことが大事なのです。

 

間違ったデトックス法

 

サウナや岩盤浴、ホットヨガ、よもぎ蒸しで大量発汗をしてもデトックスにはなりません。
大量に汗をかくことは気持ちもスッキリ!達成感もあって見た目にもデトックスしている満足感もあります。
しかし実は体に必要なミネラル分を失ったり、急激な体温の上昇は心臓への負担も大きいのです。
また、自律神経が乱れている方は特に気を付けてほしいのですが…
体温の調節をするのは、自律神経です。
発汗をする際は交感神経がフルに働いて体温を正常に戻そうとしています。
高温の場所で大量発汗するということは、疲れ切っている自律神経にさらに負担をかけることになりかねません。

 

デトックスをするために大切なこと

 

ここまで読んでいただいた方にはもうお分かりだと思いますが
体のデトックス、解毒作用を正常に保つために必要なのは「肝臓」「腎臓」の状態を保つこと。
そのためにはしっかりとした休息、疲労を溜めないこと、ストレスを溜めないこと。
便通をしっかり保つために食物繊維を摂る、尿をしっかり出すために水分を摂ること。

体の老廃物をしっかり排出するサイクルができると
見た目には肌のつややはりがよくなる。
太りにくくなる
疲労がたまりにくくなる
冷えやむくみの解消
そんな効果も実感できますよ