30歳からは積極的に自律神経を整えなければならない理由

春先は1年のうちでも最も寒暖差が大きく、大きな気温の変動は疲労や冷え気分の落ち込みとして、ひとに大きな影響を与えます。

そんな体調不良に深く関係しているのが「自律神経」です。
このところ免疫機能と同様に大きく注目されている自律神経は、「交感神経」「副交感神経」というふたつの神経から成り立ちますが、この二つが活発に働いていることが理想の状態です。

 

自律神経の働きとは

 

自律神経が乱れている、自律神経を整えるとよいと最近よく聞きますが、では自律神経とはなんなのでしょうか
自律神経は自分自身の意思でコントロールできず、自律的に機能することから「自律神経」と名付けられました。
生命活動を維持し、支えているのがこの自律神経。
具体的には、
・心臓の働きのコントロール
・胃腸の働きのコントロール
・血圧や体温調節
など、自分自身が働きを調整できない機能をコントロールしています。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という二つの神経があります。
頭や体がアクティブに働くときに優位になるのが「交感神経」、リラックスしていたり睡眠中に優位になるのが「副交感神経」です。
1日のうち、目が覚めて日中に活動しているときには交感神経がしっかり働き、夕方ごろから副交感神経が働き始めリラックス、睡眠中は副交感神経が働いて体を休めるのが理想の流れです。

 

自律神経が乱れるのはなぜ?

 

ストレスが加わると、からだや頭はストレスに対抗するために交感神経が優位になりアクティブになります。
ストレスが強すぎたり、長期間ストレスが続くと、常に交感神経が働き、過剰な状態になってしまいます。

また、加齢も自律神経を乱す原因の一つです。
副交感神経の働きは30代以降から低下していきます。
男性も女性も、30代、40代と年代が上がるごとに副交感神経の働きが低下するため、20代のころと比べて体力や気力の衰え、心身の不調を感じるようになります。

ストレス社会といわれ、さらに人の寿命が長くなった現代社会では、過剰になりがちな交感神経の働きを抑え、衰えがちな副交感神経の働きを促進していくことが「自律神経を整える」ことにつながるのです。

 

自律神経の乱れが老化を促進する

 

自律神経が乱れると、老化や不健康を促進します。
それはなぜでしょうか。

人の体を巡り、栄養を届け老廃物を回収するライフラインである血流。
血流のコントロールを行うのは自律神経の大事な働きの一つです。
加齢やストレスで副交感神経の働きが低下すると血管を拡張する作用が低くなり、血管が収縮した状態が続きます。
そうすると血流が低下し、隅々の細胞まで栄養や酸素が行き届かなくなり、また老廃物が身体に残されたままになります。
内臓の働きを活発にする副交感神経の働きの低下は、内臓機能を低下し、とくに腸内環境の悪化も進みます。

この状態が長く続くとからだの老化も進み、不健康な体になってしまいます。

 

自律神経をがちょっと乱れたかな?と思ったときには

 

忙しく、副交感神経が弱まりがちな方にお勧めの自律神経を整える方法をご紹介します。
太い欠陥がある首を温める首温活は、副交感神経の機能を高めるのにおすすめです。

ホットタオルや温感パックで首元を温めるだけ。
寝る30分前くらいに温めると、入眠もスムーズになります。
30代からは積極的に自律神経を整えて、いつまでも若くありたいですね